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被害が続出!フィッシングメールから会社と家族を守るには

こんにちは。
高知県高知市の情報処理支援機関として、中小企業の皆さまにIT活用のアドバイスを行っている、株式会社ICUの川島です。

今回は、年々増加している「フィッシングメール(偽メール)」の対策についてお伝えします。
「いやいや、自分はそんなの引っかからないよ」
・・・そう思ったあなた。実はその“油断”こそが、一番危ないのです。

偽メールは、どんどん巧妙に。身近な人も被害に…

最近では、AmazonやAppleなどの大手をかたるメールだけでなく、銀行・証券会社・宅配業者などを名乗る偽メールが急増しています。

私の周りでも、「いつも慎重でセキュリティ意識が高かった人」がうっかり開いてしまった、という話を立て続けに聞いています。
なぜ、そんなことが起きるのか―― その理由は、「心当たりにあります。

心当たりが“信じるきっかけ”になる

たとえば、こんなタイミングでメールが届いたことはありませんか?

・荷物の到着を待っていた時の「不在通知」メール
・大きなファイルを送った直後に届く「メールボックス容量超過の警告」メール
・クレジットカード利用直後に届いた「本人確認のお願い」メール

普段ならフィッシングメールだと気が付くような内容でも、気が付かない時があります。
その理由は“タイミングです。
これが、多くの人が被害に遭ってしまう一番の落とし穴なのです。

守るために大切なのは、“たったひとつの習慣”

では、どうすれば偽メールから自分を守れるのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。

「メール内のリンクをクリックしない
これだけで、被害の多くを未然に防ぐことができます。

公式サイトにアクセスしたいときは、必ずブックマークやGoogle検索から直接アクセスするようにしましょう。

たったひと手間ですが、この習慣が“誤ってクリック”の防波堤になってくれます。
特に外出先でのスマホ操作時、忙しいとき、早朝や深夜の時間帯などは判断力が鈍りやすいため、意識しておくことがとても大切です。

「まさか、あの人が」…という被害が後を絶ちません

セキュリティ意識の高い人でも被害に遭ってしまう今、「自分は大丈夫」と思わないことが最大の防御です。

確かにそうだな・・・と思った方は、この話をご家族や社内でもぜひこの話を共有してあげてください。
「知っていたかどうか」で、守れる情報も、守れる財産も大きく変わってきます。

巧妙さを増す偽メールに対抗するには、知識と習慣を身につけることが大切です。
“クリックする前にひと呼吸”・・・この習慣を、ぜひ今日から意識してみてください。