採用力・営業力・経営力を強化する|川島一寛 公式ブログ

採用力UP×営業力UP×経営力UP!売上アップも人材採用もうまくいく!経営力を高める 川島一寛 公式ブログ

Xでの公式発信を開始 ~ ブログを軸にした発信の型を検証

こんにちは。高知県高知市で「営業」と「採用」に強いホームページを軸に、相談や問い合わせにつながる運用の型づくりを支援している、株式会社ICUの川島です。

このたび、X(旧Twitter)での公式発信をスタートしました。
これまで情報提供の主軸はブログでしたが、今後はブログに加えて、SNSも活用しながら、現場に役立つ情報をよりスムーズにお届けしていきます。

なぜ、いまXを始めるのか

SNSは目的ではなく手段です。
私たちの仕事は、情報発信そのものではなく、売上や採用につながる「仕組み」をつくり、運用できる形で提供することです。

私がXを始める理由は、次の3つです。

1) 入口となる接点を増やすため  
ブログは検索から見つけてもらえる一方で、検索していない方には届きにくい面があります。Xも併用して、情報が届く入口を増やします。

2) 既存のお客さまに、情報を受け取りやすい形にするため  
これまでは、内容を確認するために、ブログにアクセスしていただく必要がありました。今後はXでもお届けすることで、タイムライン上で要点を把握できるようにし、利便性を高めます。

3) 「無理なく続けられて、効果も出る」運用の型を確立するため  
SNSは、続かなければ成果につながりません。まず私自身が先に運用して、無理なく続けられて効果が上がるやり方を見つけ、そのノウハウをお客さまに共有していきます。

ブログとSNSは役割が違う

同じ「情報発信」でも、ブログとSNSでは情報の届き方が違います。
この違いを理解して使い分けると、必要な人に情報を届けやすくなります。

ブログは、検索で調べている人に見つけてもらいやすく、過去の記事も読まれ続けるメディアです。記事が資産として積み上がり、必要な情報をまとまった形で届けられます。

一方、SNSは、フォロワーのタイムラインに流れる形で情報を届けられるため、短い情報を小まめに発信するのに向いています。
話題は最新情報が中心になりやすく、過去の投稿はブログほど長く読まれ続けません。

このように、役割が違う媒体を使い分けながら、中小企業でもできる運用ノウハウを確立し、お客さまに提供していきたいと考えています。

Xの運用方針

Xでは、ブログ記事の紹介を中心に発信します。
更新情報だけでなく、記事の要点も添えて、必要な方に届きやすい形にしていきます。

アカウントはこちら
X:@Biz_Kawashima
(プロフィールのリンクからもご覧いただけます)

フォローいただけると、営業・採用に効く改善のヒントを日々受け取りやすくなると思います。
今後もブログと合わせて、現場の知見を整理して発信していきますので、よろしくお願いいたします。

株式会社ICU
川島一寛

思考の体力をつける5つの工夫 ~ 脳のスタミナを増やす方法

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

「マーケティングを強化したい」「ホームページでもっと成果を出したい」
そう思って作戦を考えようとしても、途中で頭が止まってしまうことってありませんか?

アイデアが出ないというより、
“考え続ける体力が切れて、途中で浅い結論に着地してしまう”――
私はこれが、現場でかなり多い原因だと思っています。

思考の体力があると、同じ能力でも成果が変わります。
たとえば、仮説を立てて検証し、次の一手までつなげられるようになります。
また、一度考えた案をもう一段だけ深掘りして、最後は人に説明できる形にまとめきれるようになります。

では、思考の体力をつけるには何に気をつければ良いのか。
今日は、すぐ使える5つの工夫を、現場目線で整理します。

1) 中断を減らす

思考は、始めるより「続ける」のが難しいです。
特に厄介なのが、細かい中断。
通知・電話・ちょっとした確認が入るたびに、頭の中の地図が崩れます。

おすすめは、仕事の中に「考えるだけの時間」を最初から確保すること。
たとえば、1日20分でもいいので“考えるだけ”の枠をカレンダーに入れてしまいます。
その時間は通知を切り、スマホも机から離します。
さらに社内にも「この時間は作戦タイムです」と宣言しておくと、割り込みが減って続けやすくなります。

ポイントは、長時間じゃなくてOKということです。
中小企業の現場は忙しいです。だからこそ“中断を減らす仕組み”が効きます。

2) 外部記憶を使う

頭の中だけで考えると、すぐ疲れます。
なぜなら、考えることと覚えることを同時にやってしまうからです。

ここで効くのが、外部記憶(メモ)。
紙でも、メモアプリでも、ホワイトボードでも構いません。
難しく考えなくて大丈夫で、「いま頭の中にあるものを、外に出す」だけで効果があります。

たとえば、こんな感じでOKです。
・いま起きていること(現状)
・こうしたい(理想)
・その間にある“詰まり”(ギャップ)
・次にやる確認(1つだけ)
ここまで書くだけでも、頭の中の渋滞がほどけて、次の一手が出やすくなります。
メモ魔になりましょう

そしてもう一つ。
思考の体力を節約するには、「考え方の型」を持っておくのがとても有効です。
この“考え方の型”のことを、ビジネスではよく「フレームワーク」と呼びます。

フレームワークというと難しそうですが、要するに「考える順番を決めてくれる型」です。
型があると、漏れが減って、迷いが減って、脳が余計に疲れにくくなります。

例えば、こんな型があります。
・3C(市場・競合・自社)で整理する
・4P(商品・価格・販促・場所)で漏れを減らす
・「結論→理由→具体例」の順でまとめる

型は“発想を縛るもの”ではなく、疲れにくくする補助輪です。

3) 負荷を小さくする

「マーケを強化する」「成果を上げる」
このままだと大きすぎて、脳が早めに諦めます。
思考の体力が続く人は、課題を小さく刻むのが上手いです。

たとえば、こう分解します。
1.“成果”を定義する(問い合わせ?応募?来店?)
2.“どこで詰まっているか”を分ける(知ってもらう/内容を伝える/問い合わせにつなげる)
3.“今日考える範囲”を決める(例:知ってもらう=検索キーワードだけを見る)

ここでのコツは、考える範囲を小さく切っておくことです。
脳が一度に扱う量が減るので負荷が下がり、思考が散らからず前に進めます。

4) 回復を確保する

思考は、気合で長くは続きません。回復がないと、良い案は出なくなります。

回復は、特別なことをしなくて大丈夫です。
昼休みに10分程度の仮眠をとること、昼に5~10分だけ外に出て目を休めること、軽いストレッチをしてリフレッシュすること、“考える作業”と“作る作業”を分けること。
こうした小さな回復を先に確保しておくだけで、次の日の脳のキレが変わってきます。

そして、あえて一つだけ書いておきたいのが飲酒です。
お酒はその場の気分転換にはなっても、回復という意味では邪魔をしやすい。
特に睡眠の質が落ちると、翌日の脳の回転が鈍くなります。
「明日は作戦を考える日だな」という前日は、量を控える、早めに切り上げる、休肝日を作る。
これだけで、翌日の“考えきる力”が残りやすくなります。

5) 長期的に鍛える

思考の体力は、少しずつ増やせます。まずは身体づくりです。
睡眠を整え、毎日15~20分でも歩く。これだけで“疲れにくい土台ができて、長い目で見て思考の持久力が上がります。

次に、思考そのもののトレーニングです。
ポイントは、自分のビジネスの現状の課題を言語化する練習をすること。

たとえば――
・まず:自社の商品を1つ思い浮かべ、次の3つをそれぞれ1~2行で書く
 ①その商品のお客さまは誰か?
 ②お客さまの困りごとは何か?
 ③その商品が提供している価値は何か?

・次に:同じ商品で
 「知ってもらう → 内容を伝える → 問い合わせにつなげる」の流れを書き出し、
 どこが弱いかを○△×で付ける

こんな感じで、無理なく増やしていく。

思考の体力がついてくると、
“考えること”が仕事の後回しではなく、仕事の中心に戻ってきます。

マーケティングも、ホームページ改善も、結局は「考えた量」と「考えきった質」で差がつきます

ぜひ、まずは今日。
カレンダーに“作戦タイム10分”を入れるところから始めてみてください。
その10分が、きっと半年後の成果の種になるはずです。

AI時代の落とし穴「デスキリング」 ~ “考える力”を守る方法

こんにちは。株式会社ICUの川島です。

前回のブログでは、「リスキリング」をテーマにお話しました。
今日のテーマは「デスキリングです。

生成AIが普及して、文章のたたき台づくりや、資料のまとめ・整理がずいぶん楽になりましたね。
ゼロから作る負担が軽くなったぶん、仕事のスピードも上がりやすくなりました。

ただ、便利になったぶんだけ、別のリスクも生まれています。
それがデスキリング(技能喪失です。

これは「スキルが不要になる」という話ではありません。
技術に頼りすぎた結果、人間側の力が少しずつ落ちていく――そんな現象を指します。

50年前の工場で起きたデスキリングが、いま頭の中で起きている

少し歴史の話をします。50年くらい前をイメージしてみてください。

昔の工場では、職人さんが「どう作るか」を考え、「実際に作る」まで一人で担っていました。
目で見て、手で触れて、音で違和感に気づく。言葉にしづらい暗黙知が、現場に積み上がっていた時代です。

ところが、効率を上げるために仕事が細かく分けられ、手順が決められ、マニュアル化が進みました。
設計者が「どう作るか」を設計し、現場は「決められた通りに動く」役割へ。
結果として工場の生産性は上がった一方、個人の技能や判断力が奪われていきました

これが古典的なデスキリングです。

そして今、似た構図が、生成AIによって“知的作業”の領域でも起きやすくなっています。
体の技能ではなく、考える力・組み立てる力・判断する力が奪われつつありますここがAI時代の特徴です。

AI時代のデスキリングは「答えが出る速さ」と引き換えに進む

生成AIは便利です。文章も企画も、資料も、一定レベルのアウトプットがすぐ出ます。
でも、ここに落とし穴があります。

AIが答えを出してくれるほど、人は「答えに至るまでの道」を歩かなくなります。
言い換えると、思考のプロセスがショートカットされるんですね。

たとえば、こんな変化が起きやすいです。
・文章:整った文が出るぶん、自分の言葉で組み立てる筋力が落ちる
・企画:それっぽい案が出るぶん、現場の前提整理や“芯”を作る時間が減る
・IT:動くコードが出るぶん、全体構造を理解する機会が減る
・営業:提案の骨格を自分で作らないまま、それっぽい資料が出来てしまう

特に怖いのは、短期的には「成果物ができてしまう」ことです。
だから気づきにくい。気づいたときには、いざという場面で踏ん張りが効かなくなる。

医療などの専門領域では、AIによる病気の判定支援に慣れてしまった人は、AIを使わないときに診断精度が落ちる可能性を示す研究もあるようです。

この問題は、私たちの仕事の現場でも同じことが十分に起こり得ます。

デスキリングを防ぐコツは、AIに“丸投げ”しないこと

では、どうすればいいか。私は対策はシンプルだと思っています。
AIに丸投げしないことこれに尽きます。

ポイントは3つあります。

まず大事なのは、AIに聞く前に「自分の仮説」を一度置くことです。
10秒でもいいんです。「自分ならこう考える」「原因はここかもしれない」「この順で整理したい」
この“仮説の置き方”があるだけで、AIの答えを鵜呑みにせず、比較しながら使えるようになります。
文章制作でも、提案書でも、最初の一行に自分の意見がある人は、AIを使っても芯がブレません。

次に大事なのは、AIの答えを検証する癖です。
AIは、もっともらしい間違いを混ぜます。数字、制度、法律、固有名詞、言い回し。
ここを「確認する人」になるだけで、仕事の信頼性が一段上がります。
会社として考えるなら、これは品質管理そのものです。最終判断を人が持つ。
ここは手放さないほうが良いでしょう。

そして最後に、“AIなし時間”を作ることです。
筋トレと同じで、補助が優秀すぎると、自分の筋肉を使わなくなる。
自分の思考力をしっかり使って文章を書いてみたり、マインドマップを書いてみるなど論理的思考力を鍛える時間をとるのも良いですね。
このような小さな負荷が、思考体力の維持につながります。

AIを使わないことが目的ではありません。
AIを使いながら、自分の頭も育てる。この設計ができると、デスキリングは避けられます。

AIは“代わりに考える人”ではなく、“一緒に強くなる道具”

AIは便利です。だからこそ、使い方次第で差がつきます。
依存してしまうと、考える力が削られる。
一方で、仮説を持ち、検証し、あえて自分で考える時間も残せる人は、AIを使って加速度的に強くなれます

技術が「人の能力を拡張する道具」になるのか、
それとも「判断プロセスを省略してしまう道具」になるのか。
分かれ道は、日々の使い方の中にあります。

便利さに飲まれず、使いこなす側へ。
一緒に、頭を鍛えていきましょう。

リスキリングは「ただの勉強」じゃない。仕事力を高める“学び直し”の始め方

こんにちは。高知県高知市で「営業」と「採用」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

最近「リスキリング」という言葉をよく耳にします。
調べてみると、ざっくり言えば「仕事を続けるために必要な知識やスキルを、新しく身につけ直す(学び直す)」という意味合いです。

ここで私が強く感じるのは、リスキリングは“ただ勉強すること”ではなく、今の仕事で成果を出し続けるための学び直しである、ということです。

仕事のやり方は、10年単位で確実に変わる

この10年、20年、30年で、仕事のやり方がほとんど変わっていない人は、正直かなり少ないはずです。

特にITの変化は分かりやすいですよね。
10年前は生成AIがここまで身近になるとは想像しづらかったと思いますし、20年前はスマートフォンが一般化する前でした。
また、30年前はインターネットはまだ一部の人のものだったと思います。

何が言いたいかというと、
新しい技術や考え方が登場するたびに、仕事の「やり方」や「求められる水準」は変わっていくということです。

学生時代に学んだ知識だけで一生戦うのは、どうしても難しくなりますだからこそ、働きながらも自分をアップデートしていく必要がある。私はそう考えています。

中小企業ほど、リスキリングの効果が出やすい理由

中小企業は、少人数で回している分、ひとりが担う範囲が広いことが多いです。
そのため、学び直しがそのまま仕事の成果につながりやすいと思います。

たとえば、営業や採用を強化したいとき。
ITやウェブを使った見直し(導線、見せ方、問い合わせ対応、情報発信など)を少し整えるだけで、数字が変わるケースはよくあります。
経営者の方であれば、財務会計の基礎を体系的に学び直すだけでも、判断の精度が上がります。

「忙しいから勉強できない」と言いがちですが、忙しい会社や忙しい人ほど、学び直しの投資対効果が高いと感じます。

まずは「今の仕事」に直結する学び直しが一番効果が高い

「何を学べばいいですか?」という質問はとても多いのですが、最初の一歩はシンプルでいいと思います。

まずは“今までやってきた仕事に関連するテーマ”を、最新の標準で学び直す
これが一番失敗しにくく、効果も出やすいと私は考えています。

ポイントは、「新しいことに飛びつく」よりも、
当たり前に使ってきた知識や技術を、いまの基準で整理し直すことです。

同じ業務をしているつもりでも、
・用語の定義が変わっていた
・定石と思っていた常識が変わっていた
・道具や進め方が標準化されていた
ということは、普通に起こります。

学び直すことで、
「ここがボトルネックだったのか」
「このような仕組みだったのか」
「だからこの作業が必要だったのか」
といった“深い理解”につながり、結果として仕事の精度が上がっていきます。

学び直しを“成果”に変えるコツは「小さく使う」こと

リスキリングは、資格を取ることがゴールではありません。
仕事が良くなること、成果が上がることがゴールです。

おすすめは、この流れです。
・学んだ知識を翌日から現場で使ってみる
・現場でうまくいった点/いかなかった点をメモする
・次の学びで修正する

大きく変えようとすると止まります。
小さく試して、少しずつ自分の仕事に馴染ませる。
これが続くコツです。

変化の時代は、「自分の更新」が一番の安心になる

世の中はこれからも変わります。
技術も、常識も、仕事の進め方も変わっていきます。

だからこそ、リスキリングは不安を埋めるための作業ではなく、
未来に向けて自分の仕事を強くする投資だと思うのです。

私たち自身をアップデートして、より充実した仕事をし、成果も上げられるように。
楽しみながら、一緒に頑張っていきましょう。

ホームページのアクセス解析で見つかる、“次の売上のタネ”

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

私たちはホームページ制作だけでなく、ホームページの「運用や活用のアドバイス」を行うサポートミーティングも実施しています。

先日、そのサポートミーティングの中で、予想以上に“面白い発見”がありました。
お客様ご自身も、これまで意識していなかったサービス提供のヒントが、ホームページのアクセスデータの中に眠っていたのです。

毎日の仕事は、良くも悪くも「いつもの景色」になりやすい

中小企業の日々の業務は忙しいです。
営業、見積、納品、請求、採用、現場対応……目の前のタスクを回すだけで、あっという間に日々が過ぎていきます。

そのため、
自社の商品やサービスの見直しや、新しい顧客層を開拓する打ち手の検討など、
“未来のための仕事”は後回しになりがちです。

しかし、世の中は変わっています。
お客様の悩みも、競合の打ち手も、検索される言葉も、少しずつ変化しています。

つまり、「今まで通り」でこれからも上手くいき続ける保証はないのです。

アクセス解析は「お客様の本音」が混ざっている

今回のサポートミーティングでまず行ったのは、ホームページへの流入(アクセス)の分析でした。
具体的には、「どんな検索キーワードでサイトにたどり着いているかを見ます。

ここで面白いことが起きます。
社内の感覚で想定しているワードが上位に並んでいる一方で、
想定すらしていなかったワードからのアクセスが増えていることが分かったのです。

(たとえば「○○ 方法」「○○ 相談」など、“困りごと直結”の言葉で来ているケースもあります。)

これは、まだ出会っていない見込み客が、別の期待を持って自社を見つけている可能性がある、ということです。

新しい検索ワードの発見で「市場が見えてくる」

さらに、見つかったキーワードを手がかりに、実際に検索してみます。

・どんな会社やサービスが出てくるのか
・その検索で出てくる競合は強いか?
・求められている答えを出している会社はあるか?
・自社の商圏の中で、その検索ニーズに“応えられている企業”はどれくらいあるか?

もし、検索ニーズがあるのに、ちゃんと答えている企業が少ない。
この状態なら、先に動いた会社が優位に立てる可能性があります。

派手な新規事業を始めようということではありません。
今の自社の強みを活かしながら、既存サービスの延長で、新たな顧客層に向けた提供する。その方法のヒントが隠れているのです。

自社の既存サービスを、新しく見つけた検索ニーズに合わせて“商品化する。
それによって、新しい収益の柱が生まれる可能性があります。

週末30分でできる「新しいニーズ発見」ミニ手順

もし週末に少し時間が取れそうなら、こんなことに取り組んでみるのはどうでしょうか。

1. どのページが見られているか、上位10ページを見る
2. 想定外の検索キーワードがないか探す
3. そのキーワードで実際に検索し、競合の“答えの質”を確認する
4. 「自社なら何を提供できるか」を1行で言語化する
5. その答えを載せるページを整える/新しく1ページ用意する(1ページでOK)

ポイントは、「完璧な新サービスを作る」ではなく、
“すでに存在するニーズ”に対して、受け皿を作ることです。

外部の視点で立ち止まる時間は、経営の守りにも攻めにもなる

自社のことは、自社が一番わかっている。
……ようでいて、実は「当たり前」が強すぎて見落とすことも多いです。

だからこそ、数字を見て、外部の視点で整理して、
「今、何が起きているか」を客観視する時間はとても価値があります。

もし同じような整理が必要でしたら、時間を取って行うサポートミーティングの中で、一緒に確認することも可能です。

とはいえ、最初の一歩は小さくて大丈夫です。
まずは一人で、週末に30分だけ、ホームページの数字を眺めてみてください。
思いがけないところに、“未来の売上のタネ”が落ちているかもしれませんよ。

お客様メール、誰が返す? ~ “共有メール”の運用で漏れ・属人化を防ぐ

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作をしている株式会社ICUの川島です。

私の会社ではホームページ制作だけでなく、独自ドメインのメール環境の整備や運用サポートも行っています。
ホームページは「営業の入口」、メールは「お問い合わせ対応の要」。
この2つが噛み合うだけで、営業の取りこぼしがぐっと減ることが多いからです。

そのため、既存のお客さまから「メールの使い方・回し方」についてご相談をいただく機会がよくあります。

最近特に増えているのが、
「お客様とのメールを社内でどう共有し、誰がどう対応すれば良いのか?というテーマです。

・担当者が休んだとき、誰が状況を把握して対応するのか
・返信漏れをどう防ぐのか
・二重返信をどう防ぐのか

こうした悩みは、仕組みを少し変えるだけで改善するケースが多いです。

メール運用は大きく2つのやり方がある

① 個人アドレスで担当者がやり取りする(属人対応型)

社員ごとに会社メールアドレスを発行し、見積・商談・問い合わせなどを「担当者の個人メール」で進める方法です。

このやり方は、担当者が意思決定しやすく、スピードも出ます。
ただし中小企業で実際に困りやすいのは次の点です。

・やり取りが担当者の頭と受信箱にだけ残る(周囲が見えない)
・返信漏れや抜けが起きても、周囲が気づけない
・長期休暇・退職・引き継ぎのタイミングで止まりやすい
・対応品質が担当者の経験に依存しやすい(言い回し、判断基準など)

「できる人が頑張る」ほど回ってしまい、結果的に属人化が進む、という構図になりがちです。

② 代表アドレスをチームで見る(共有対応型)

info@ や support@ のような代表アドレスを作り、複数人で同じ受信箱を確認しながら対応する方法です。

この方法のメリットは分かりやすく、

・チーム全員が状況を把握できる
・担当者が休みでも、代わりに対応できる
・返信漏れに気づきやすい
・お客様対応の「型」を作りやすい(テンプレ・判断基準)

私たちICUも後者(共有対応型)に寄せて運用しており、漏れ・抜かりが減り、業務の安心感が上がったと感じています。

共有メールで大事なのは「仕組み」と「道具」

共有メールは便利ですが、注意点もあります。
それは、メールソフト(運用の道具)を間違えると、むしろ事故が起きやすいことです。

たとえば Outlook のような「パソコンに入れて使うメールソフト(クライアント型)」で共有をしようとすると、

・既読/未読の状態が人によってずれる
・フォルダ振り分けやルールが各PCに依存して混乱する
・「誰が返信したか」が見えにくく、二重返信が起きる
・ローカルに保存してしまい、引き継ぎが難しくなる

など、細かな運用ルールを作っても“穴”が残りやすいです。

一方で、クラウド型のメール運用(ブラウザで同じ受信箱を見る、担当割り当てができる等)にすると、

・1つの受信箱を同じ状態で見られる
・二重返信・漏れが起きにくい
・どこからでも確認できる(出張・外出・在宅)
・状況が「見える化」しやすい

という形になり、共有運用のメリットが素直に出やすくなります。

どの仕組みを選ぶか?判断の3つの軸

クラウド上で動く「共有メールの仕組み」は各社いろいろあります(グループ受信箱、共有メールボックス、問い合わせ管理ツールなど)。
特定の製品の宣伝ではなく、選ぶときのポイントだけ整理します。

1. 漏れを防ぐ機能があるか

担当者の割り当てができる
対応状況(未対応/対応中/完了)が見える
チーム内メモ(社内コメント)が残せる

2. 探せる・引き継げるか

検索が強い(会社名、件名、本文、添付、送信者など)
やり取りが一箇所にまとまる
・退職や異動でも履歴が残る

3. 安全に運用できるか

権限管理(誰が見られるか)
・二要素認証など基本的なセキュリティ
・端末が変わっても運用が崩れない

中小企業こそ「メールのIT投資」は効きやすい

こうした仕組みは、どうしても月額費用が発生しやすいです。
ただ私は、小さな会社ほど、ここに投資した方が良いケースが多いと思っています。

理由はシンプルで、メールは「売上」と「信頼」に直結するからです。
返信が半日遅れる、漏れる、引き継げない。
それだけで、受注機会が減ったり、信用が落ちたりします。

逆に言えば、メールの漏れが減り、引き継ぎが強くなり、対応が整うだけで、現場のストレスも売上も改善しやすい領域です。
そのため、規模が小さい会社にこそお薦めです。

・どんなソフトが合うの?
・うちの規模だと、どう設計すればいい?
・他社はどうやって運用しているの?(成功事例も知りたい)
もし当社のお客さまの中で、このようなことが気になっている方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお知らせください。

当社はホームページの制作・管理だけでなく、日々の運用がスムーズに回るための“環境づくり”も大切だと考えています。
メール環境についても、今の状況を整理しながら、無理のない運用の形を一緒に考えます。お気軽に声をかけてくださいね。

Gmailの迷惑メール判定が不安定に。そんな時、慌てないための運用の話

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

先日、Gmailで迷惑メール判定が不安定になる不具合が話題になりました。
本来なら迷惑メールに入るはずのフィッシングやスパムが、受信トレイに普通のメールのように表示されてしまうケースがあったようです。

「クラウドでも100%はない」が前提

こうした話題を見るたびに思うのは、Gmailに限らず、どんなITサービスでも“不具合ゼロ”はあり得ないということです。
便利なほど、裏側の仕組みは複雑です。だからこそ、こういう揺らぎは起こり得ます。

大切なのはここからで、
「不具合が起きたら運が悪かった」で終わらせず、不具合が起きても運用でカバーできる形にしておく。
これが、会社のメールを守るうえでのポイントだと考えています。

受信トレイの「***SPAM***」は、“補助ラベル”です

この画像は、今回の障害が発生した直後の私のGmailの受信トレイの一部です。

件名の先頭には 「***SPAM***」 と付いたメールが並んでいます。
あれはGmailが付けたものではなく、当社(ICU)のメールサーバ側で迷惑メール判定した際に付与しているラベル(目印)です。

ここで大事なのは、このラベルはあくまで 補助 だという点です。
もちろん判定精度は高いのですが、世の中のメールは例外が必ずあり、まれに正当なメールが混ざる可能性もゼロではありません。

だからこそ運用としては、

・まずはメールソフト(今回はGmail)のフィルター/迷惑メール判定をメインで使う
・「***SPAM***」は補助的に扱い、必要なら“迷惑メールフォルダに入れる”などの形で活用する

この考え方が現実的です。

「ラベルが付いたら即削除」という極端な運用にしないのは、誤判定が起きたときの取り返しがつかないから。
一方で、迷惑メールが多い方ほど“確認して削除”も大変なので、基本は自動で仕分け、最後の判断をしやすくするこのバランスが大切だと思います。

今回のニュースで改めて感じたこと

今回のように、サービス側の判定が一時的に揺らぐことは起こり得ます。
そんなときでも現場が慌てにくいのは、メールを「単一の仕組み」だけに頼り切らず、不具合が起きたときにカバーできる設計をしておくことです。

言い換えると、「完璧に止める」よりも「不具合が発生しても、運用で吸収できる形にしておく」。
この発想が、結果的に“安心”につながります。

実際、今回の不具合ではGmail側の迷惑メール判定がいつも通りに働かない場面があったようですが、
当社のメールサーバ側ではスパム判定(件名の「***SPAM***」ラベル付与)が有効だったため、たとえ受信トレイに入ってしまっても、ぱっと見で注意すべきメールを判別しやすい状態になっていました。

ITは不具合が起きる。だから運用設計が会社を守る

今回の話は「Gmailが危ない」という話ではありません。
ITは不具合が起きる前提で、運用側でカバーできる形にしておく
この考え方が、事故を減らします。

もし当社でメール環境をお手伝いしているお客さまで、
「この機会に点検しておきたい」「フィルターの使い方も含めて、迷惑メールに強い形に整えたい」
という方がいらっしゃれば、お知らせください。
状況に合わせて、無理なく運用できる形に整えるお手伝いをさせていただきます。