採用力・営業力・経営力を強化する|川島一寛 公式ブログ

採用力UP×営業力UP×経営力UP!売上アップも人材採用もうまくいく!経営力を高める 川島一寛 公式ブログ

“ピカピカ”は信頼のサイン ~ 自社を磨くことの大切さ

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページを制作している、株式会社ICUの川島です。

先日、とあるお客様の会社を訪問したときのことです。
入り口を開けると、いつものように明るい笑顔で職員さんが出迎えてくださいました。
けれど、なんだかいつもと少し違う印象を受けたのです。

ふと周囲を見渡してみると、受付まわりの棚や備品がとてもきれいに整っていて、空気まで澄んでいるように感じました。

「ずいぶんきれいになりましたね」と声をかけると、職員さんがにこっと笑って、こう教えてくれました。
「実は最近、朝礼のあとに職員全員で掃除をするようになったんです。気づいてくださってありがとうございます!」

丁寧な仕事ぶりを感じさせる、信頼感のある空間

その笑顔と清潔感に、私は改めて「この会社は本当に、気持ちがいいなあ」と感じました。
受付まわりだけでなく、通路や職員さんのデスクなど社内全体がピカピカ。
床も、デスクも、備品も、一つひとつ丁寧に手入れされていて、「この会社は、仕事もきっと丁寧にしているんだろうな」という印象を強く受けました。

そして思ったのです。
“ピカピカ”というのは、単なる見た目の問題ではなく、その会社の姿勢や想いを映す鏡なのだな、と。

どれだけ忙しくても、少し手をかけることで、空間が変わる。
空間が変わると、そこで働く人の表情が変わり、それを感じたお客様の心も自然と変わっていく――
そんな良い循環が回り出すものだと思います。

自社のホームページはキレイに整えられているか?

これはリアルな職場だけの話では無いと思います。
自社のホームページもまた、同じように「お客様をお迎えする場です。

初めて会社を知ってくださる方が、検索して最初に訪れるのは、多くの場合ホームページです。
そのページが古いままだったり、情報が整理されていなかったりすると、
どんなに良い商品やサービスがあっても、印象は大きく損なわれてしまいます。

逆に、情報がきちんと整っていて、写真や言葉に“いま”が反映されていると、
それだけで「この会社はしっかりしていそう」「信頼できそう」と感じていただけるのです。

自社のホームページを“ピカピカ”に磨くことで、
誠実で丁寧な仕事をしていることをお客様に感じてもらう事ができると、私は思います。

リアルの空間も、オンラインの空間も。
どちらも、お客様と最初に出会う“入口”です。

だからこそ、毎日ではなくても、定期的に丁寧に磨き直していくことが、
信頼につながり、選ばれる理由になっていくのだと思います。

今日も、自社をピカピカに磨いて。
笑顔でお客様をお迎えできるよう、私たちも心を整えてまいりましょう。

営業ランディングページに採用情報を載せても大丈夫?~効果を落とさず採用強化する方法

こんにちは。高知県高知市で「営業」と「採用」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

今回は、こんなお悩みにお応えします。
「営業用のランディングページ型ホームページを作ったのですが、急きょ社員採用も必要になり、同じページに採用情報を載せてもいいのでしょうか?」

結論から言えば、同じページに情報を混在させるのは、あまりおすすめできません。

成果の秘訣は、「誰に」「何を」伝えるかを絞り込むこと

なぜ混ぜてはいけないのか?
「営業を強化したい見込み顧客」と「採用を強化したい求職者」では、

・知りたい情報
・判断の基準
・行動の流れ(動機づけやゴール)

が、まったく異なります。
この異なる2つの目的を1ページにまとめてしまうと、どちらのニーズにも刺さらない“中途半端なページ”になりやすいのです。

特に営業用ランディングページは、

・課題提起
・解決策の提示
・問い合わせや資料請求などの行動喚起

という「一直線の構成」が命です。
ここに採用情報が差し込まれると、ユーザーの思考が分断され、ページからの離脱やコンバージョン率(行動への転換率)の低下を招いてしまいます。

採用情報は“営業LPから切り離す”ことが鉄則

すぐに始められるおすすめの方法は、採用専用ページを1ページ新設すること。
簡単な構成でも構いません。

以下のような情報を盛り込むとシンプルなページでも十分に効果があります。
・募集職種や仕事内容
・社内の雰囲気が伝わる写真
・代表メッセージ

採用ページを切り離すことで、求職者に向けた情報発信に集中でき、その結果、「この会社で働きたい」と思ってもらえる確率が高まります。
同時に、営業用LPの導線も保たれるため、営業面での成果も落ちません。
営業と採用、それぞれの目的に合った成果が得られるようになるのです。

目的の違う相手には、ページも分けて届けよう

営業と採用。どちらも会社にとって大切なテーマです。
しかし、対象となる相手が違えば、「伝えるべき内容」や「ページ構成」も変わってくるもの。

だからこそ、ユーザーごとに情報を分けて届けることが成果への近道です。
“いろんな情報をまとめる”より、“伝わりやすいように分ける”
それが、ホームページの効果を最大化する秘訣です。

「採用ページってどう作ればいいの?」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
あなたの会社に合った最適な形を、私たちが一緒に考えます。

「まさか、まだ入れてない?」~セキュリティソフト未導入の企業が抱える“リスク”

こんにちは。高知県高知市で情報処理支援機関として中小企業のIT活用をサポートしている、株式会社ICUの川島です。

ある日、いつもお世話になっているお客さまとの雑談の中で、こんなひと言が。
「実は、うちの会社、セキュリティソフトって入れてないんです。」

…正直、背筋がスッと冷たくなりました。

理由を伺うと、
「パソコンの台数もそんなに多くないし、今まで何も起きてないから大丈夫かなって」
とのこと。

ですが…「何も起きていないから、大丈夫
この考え方こそが、最大のリスクなのです。

セキュリティソフト“未導入”のリスク

セキュリティソフトを導入しないリスクは次のようなものがあります。

1. サイバー攻撃に無防備な状態
ウイルスやマルウェアは、こちらが何もしなくても勝手にやってきます。
侵入を許せば、社内のデータが盗まれたり、システムが使えなくなったり…その影響は計り知れません。

2. 顧客情報や機密データの流出
顧客名簿や技術資料などが流出すれば、信頼の失墜だけでなく、会社の競争力の低下や損害賠償に発展することがあります。

3. 業務停止・復旧に膨大な時間とコスト
「PCが動かない」「受注システムにアクセスできない」「納期に間に合わない」…復旧対応中は、業務は止まったままです。
また、データのバックアップを取っていなければ復旧はできません

4. 法律違反と行政からの指導リスク
今では、すべての企業が個人情報保護法の対象事業者となっており、“うっかり”では済まされない時代になりました。
セキュリティ対策を怠っていたとみなされれば、行政からの指導や処分を受ける可能性もあります。

5. 想定外の出費が会社を圧迫
たった一度の事故が、数百万円の損害賠償、調査費用、顧客離脱などを生み出します。

6. 信用の失墜と取引の停止
「この会社は対策が甘い」と噂になれば、新しい取引はもちろん、既存のお取引先にも影響が及ぶかもしれません。

7. 社内のセキュリティ意識の低下
経営層がセキュリティ対策に関心を持たないと、従業員の意識も下がっていきます。
すると「怪しいメールを開く」「パスワードを使い回す」といった小さな隙が生まれ、攻撃者にとって“入りやすい会社”になってしまいます。

セキュリティソフトは「安心を買う」ツールです

セキュリティソフトは、1台あたり年間数千円から1万円ほど。
最近では、3~5台分まとめて使えるお得なパック製品も増えてきました。
未導入の方は、まずは1か月のお試し版で、どんな仕組みかを見てみましょう。

万が一の事故が起こった際、損なわれるのは「お客さまからの信頼」です。
そんな事態を防ぐためにも、まずはセキュリティ対策ソフトの導入からしっかり対策していきたいですね。

たった5分で信頼感アップ!カンタンにできる会社ホームページの更新方法

こんにちは。高知県高知市で「営業」と「採用」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

「ホームページを更新したほうが良いのはわかっているけれど、なかなか手が回らない…」
そんな声を、経営者やご担当者さまからよくお聞きします。

このブログではこれまで、ホームページの価値を高める更新アイデアとして、

“事例”を掲載する
“ブランドストーリー”を語る
“社長ブログ”の書き方

などをご紹介してきました。

ですが、それでも「今は忙しいから、そこまで本格的なことはできないよ…」というお気持ちも、よくわかります。

そこで今回は、「週に1度・5分でできる!」をテーマに、誰でもできるカンタンなホームページ更新のポイントをお伝えします。

トップページの“ファーストビュー”こそ最重要

ホームページを開いた瞬間、目に飛び込んでくる最初の画面。ここに表示されている「新着情報」や「お知らせ」に、実はお客さまはとても敏感です。

半年以上前の日付 → 「ちょっと古い情報だな」
1年以上前のまま → 「この会社、営業してるのかな?」
2年以上放置 → 「もしかして…もうやってないのかも?」

更新が止まっているというだけで、信頼感や安心感が損なわれてしまうこともあるのです。

どこを、どう更新すればいいの?

おすすめは、トップページのファーストビュー(開いてすぐのところ)に下記のような内容を追加することです。

・営業時間のお知らせ
 「2025年7月は通常通り営業しています」
 「夏季休業は8/10~8/15です」など
 ※終わった情報は削除することを忘れずに。

・最新の事例をひとつ紹介
 施工写真や納品写真を1枚添えて「○○工事を行いました」「○○導入しました」など

・商品入荷・サービス開始のお知らせ
 「人気の○○が再入荷しました」
 「新たに□□の取り扱いをスタートしました」など

・イベント・展示会への出展情報
 「○月○日、○○フェアに出展します」など

・自社の業界ニュースや自社を利用するお客さまに関係ある情報提供
 「フィッシング詐欺が増えています→ 県警HPへ」
 「○○助成金受付中→厚労省HPへ」
 「地域応援クーポン使えます→商工会HPへ」など
 ※HPへとは、相手先HP内にある詳細情報ページにリンクさせるという意味です。
 ※リンク先は公式情報にするのが安心です。

いずれの内容も、「○年○月○日」という日付を必ず添えることがポイントです。
こうした更新をこまめに行うだけで、「きちんとした会社だな」「信頼できそう」と思っていただけるようになります。

“週に1度・5分だけ”の営業活動

ホームページ更新は週に1回くらい更新できれば良いと思います。
当社のお客さまであれば、作業にかかる時間は5分程度でできると思います。
「ちょっとだけでも、“今”の情報を入れる」ことが、営業力・採用力につながります。

タイムリーなひとこと更新を続けることで、見込み顧客や求職者に安心感を与えることができるのです。

“誰でもできること”を“誰にも真似できないくらい”やる

競合他社との差を生むのは、特別な何かではなく、
誰でもできる小さな工夫を、コツコツ続けているかどうかです。

ホームページの更新もまさにそれ。

週に1回の更新を、半年続けるだけで、
インターネット上での会社の印象がガラリと変わり、営業や採用にも確かな効果が表れます。

「これは、やったほうがいいな」と思ったら、ぜひ今日から“更新作業”をチャレンジしていきましょう。
ホームページの更新方法がわからない方は、遠慮なくご相談くださいね。

社員も顧客もファンになる!社長ブログのはじめかた

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

今日は、「社長ブログのお話です。
「ブログを書いた方がいいって聞くけど、何を書けばいいのかわからない」
「時間もないし、読んでもらえるのか不安…」
経営者の方からは、そんな声をよく聞きます。

たしかに、最初はちょっとハードルが高く感じられるかもしれません。
でも、うまく書こうとしなくても大丈夫。社長だからこそ書ける“とっておきの内容”が、必ずあるのです。

社長が書く言葉だから、意味がある

迷ったときにぜひおすすめしたいのが、
「日々の仕事の中で感じたこと」や「自社商品への思い」「自社の業界への意見」を率直に綴ること。

たとえば――
・お客さまとのやりとりで感じたこと
・社内でのちょっとした出来事
・自社の製品やサービスに込めている思い
・業界の変化に対する考え

こうしたテーマは、難しく考えすぎず、“日記のように”書いてみるだけでも大丈夫です。
なぜなら、社長が語る言葉には「現場を知っている人」「責任を背負っている人」だからこその重みと信頼感があるからです。

率直な言葉が、心に届く

今の時代、お客様も社員も「会社の中の人がどんな思いで働いているのか」にとても敏感です。
だからこそ、飾らない言葉で社長の考えを伝えることが、共感や安心感につながります。

「この会社は信念を持ってやっているんだな」
「この社長のもとで働く社員さんは、きっと誇りを持ってるだろうな」

そんなふうに感じてもらえたら、それはもう立派なブランディングです。
社員にとっても、「うちの社長ってこんなことを考えているんだ」と知ることで、誇りや信頼が育まれていきます。

「書くこと」自体が、会社の財産になる

ブログは、“思いを言葉にする”場です。
毎週1回でも、月に2回でも、社長自身の言葉を記録として残していくことは、会社にとっても大きな価値があります。

未来の社員、未来のお客さまにとって、ブログは「会社の姿勢がにじむアーカイブ」にもなります。
そして、繰り返し言葉にしていく中で、自社の強みや理念も、自然と深まっていくのです。

ブログを始めてみたものの、「書くことがないな…」「何を書こう?」と迷っている方は、ぜひこのやり方を試してみてください。

社長のブログは“ファンづくり”の第一歩

ブログを書くことの意義は、単なる情報発信にとどまりません。
あなたの思いが誰かの心に届き、「この会社を応援したい」「この社長と仕事がしたい」と思ってもらえるきっかけになります

最初は、「なぜこの仕事をしているのか」「最近印象に残った出来事」などでもOKです。
うまく書こうとしなくても大丈夫。等身大の言葉が、いちばん心に届きます。
あなた自身が語ることで、社長の考え方=会社の“特徴”がより鮮明に伝わっていくのです。

社長自身の思いを伝えるブログを書いて“ファン”を増やしていきましょう。

新規契約のキャンセルを防ぐために、自社ホームページを強化すべき理由とは?

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

本日は、「せっかく営業で受注できたのに、数日後にキャンセルの連絡が…」という経験がある企業さまに向けて、
“受注後の見えないリスク”と、ホームページの意外な役割についてお伝えします。

解約の原因は「不満」ではなく「不安」

商談時にはあんなに盛り上がって契約をいただけたのに、なぜ解約されてしまうのか?
実はそこには、「認知的不協和(にんちてきふきょうわ)」という、心理的な現象が大きく関係しています。

「不協和」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば、
「この選択、本当に正しかったのかな?」と、心の中にモヤモヤが生まれる状態のことです。

これは、決して特別な感情ではありません。
人は何かを“買ったあと”にこそ、迷いや不安がよぎるものなのです。

とくに高額商品や、サービス内容が見えづらいものを購入した場合、その傾向はより顕著になります。

「営業の人は良かったけど…大丈夫かな?ちょっと調べ直しておこうかな」
そんな気持ちで、もう一度、その会社のホームページを確認するという行動が、実際に多くの場面で起こっています。

営業マンではなく、「ホームページ」が再確認される時代

お客様が最終的に購入を決めるとき、その場にいるのは営業マン。
ですが、購入後にお客様が“再評価”する際に見るのは、たいてい営業マンではなく、その会社のホームページです。

このとき、ホームページの内容が薄かったり、更新が止まっていたりするとどうなるでしょうか?

「本当にこの会社でよかったのかな…」という気持ちが、さらに膨らんでしまうのです。

つまり、契約後のお客様にとっての“安心材料”として、自社のホームページは非常に重要な役割を担っているのです。

「やっぱりここで良かった」と思ってもらえるコンテンツは?

では、どのような内容があると、お客様の不安を安心に変えられるのでしょうか?

以下のようなコンテンツがあると、とても効果的です。

導入事例やお客様の声
 →「自分と似たような会社がうまくいっている」と分かると安心できます。

導入後のイメージやサポート紹介
 →「使いこなせるかな?」という不安を払拭できます。

代表あいさつ・企業理念
 →会社の考え方や人柄が伝わり、信頼につながります。

お客様は、「買ったあとに後悔したくない」という思いで、情報を集めなおすのです。
だからこそ、そのときに確認するホームページが「安心できる内容」であることが、とても大切なのです。

ホームページは、契約後こそ仕事をしてくれる

営業活動というと、「契約を取ること」がゴールのように思われがちですが、
本当に大切なのは、「契約後にいかに満足してもらい、継続していただくか」という視点です。

自社のホームページは、“静かな営業担当”として、契約後のお客様の不安や迷いを解消してくれます。
つまり「売るまでのアシスト」だけではなく、「売ったあとのフォロー」も担っているのです。

お客様に安心感を与える情報提供をしっかり行うことで、お客様は「この会社で大丈夫」と、安心を持ち続けることができます。
そのため、キャンセルや早期解約を防ぐことができるのです。

こうした視点でホームページを見直していくことは、営業力そのものを底上げし、強い体制を築くための“最後のピース”になります。

「自社のホームページは、契約後のお客様にも安心を届けられているだろうか?
そんな視点を持って、自社のホームページを一度点検してみましょう。

「事例」を掲載すると問い合わせが増える?ホームページ効果を高める理由

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。
本日は、ホームページの効果をもっと引き出すための“ちょっとしたコツについてお話しします。

それは、「事例」を掲載すること。
これが、思っている以上に、営業効果を大きく後押ししてくれるのです。

ホームページの目的が「営業強化」なら、事例がものを言う

「ホームページを見て問い合わせが増えたら嬉しい」
多くの中小企業さまが、そんな思いを胸にホームページづくりに取り組まれていると思います。
その中で、私たちが特に大切にしているのが、“成果の出たお客さまの事例を紹介することです。

ただ単に商品やサービスを紹介するだけでは、なかなか信頼は得られません。
「本当に効果あるの?」「うちにも当てはまる?」
そういった“見えない不安”を取り除くためにこそ、実際に成果を出した「事例」が、とても力を発揮してくれるのです。

「事例」とは、“課題と変化のストーリー”

事例というと、「施工事例」や「導入事例」「活用事例」など、呼び方はいろいろあります。
でも本質は共通していて、「お客さまの課題がどう解決されたのかという物語がそこにあります。

たとえば――
「古くなった設備が故障続きで困っていた」
「営業が苦手で、新規開拓が進まなかった」
そんなお悩みに対して、自社のサービスをどう活かして、どんな変化が起きたのか。
その過程を、まるで1本のドラマのように丁寧に伝える。
それが、良い“事例コンテンツ”のカタチです。

成功事例には、効果を高める「力」がある

では、なぜ事例を掲載するとホームページの効果が上がるのでしょうか?
理由はいろいろありますが、代表的なものを4つほど挙げてみます。

まず1つ目は、「信頼を得やすくなること」。
誰かがうまくいった実績があると、人は安心して行動を起こせるものです。
いわゆる“社会的証明”が働くんですね。

2つ目は、「価値が伝わりやすくなること」。
文章で説明するよりも、実際の変化や成果を見せるほうが、はるかに伝わります。
“ビフォーアフター”の変化が見えると、ぐっとリアルに響きます。

3つ目は、「SEO対策としても有効なこと」。
「業種名+地域名」などの検索キーワードが自然に入るため、検索結果に出やすくなり、ホームページへの流入が増えていきます。

そして4つ目は、「長く使える資産になること」。
事例は、一度作れば何年も使える“ストック型コンテンツ”です。
更新のたびにホームページの情報量が増え、鮮度も上がり、自社の信頼感向上にもつながります。

伝わる事例にするための、ちょっとしたコツ

せっかく掲載するなら、“伝わる事例”にしたいものです。
そのために意識しておきたいポイントがありますので、いくつかご紹介します。

たとえば、導入前と後の写真を見せてあげると、変化が視覚的にわかりやすくなります。
お客さまのコメントがあれば、さらにリアルさが増します。
「おかげで仕事が楽になった」「スタッフの反応が良かった」など、日常の声こそ、何よりの説得力です。

さらに、「数値」での成果も加えると信ぴょう性がぐっと高まります。
「売上120%アップ」「問い合わせが月5件→月30件に増加」など、具体的な変化があると、見る人の納得感が違います。

「この会社、いい仕事してるな」「うちも相談してみようかな」
そんなきっかけを生んでくれるのが、事例の力です。

これまで積み重ねてきた実績の中には、まだ発信されていない“誰かの役に立つヒント”が、きっと眠っています。
「そういえば、あの事例は多くの方に喜ばれたな」…そう感じたなら、ぜひそのストーリーをホームページに掲載してみましょう。