こんにちは。高知県高知市で「採用」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。
全3回でお届けしてきた「自社ホームページで採用効果を高めるコツ(初級編)」シリーズも、いよいよ最終回となりました。
今回はその第3回として、「求職者の心に届くコンテンツの作り方」をテーマに、“見せ方”と“伝え方”の工夫をご紹介します。
「情報は載せているけど、なかなか応募が来ない……」
そんな時は、コンテンツの見せ方に課題があるかもしれません。内容はもちろん大切ですが、「どう見せるか」で、応募率は大きく変わります。

働く魅力をどう伝える?写真とインタビューの活用
求職者は「自分がその職場で働く姿」をイメージできた時、はじめて応募に踏み切ります。そのためには、文字だけの情報ではなく、リアルな職場の雰囲気や人の姿を伝えることがとても重要です。
社員インタビューで“人となり”を伝える
・「この会社の人たち、なんだかいいな」
・「自分とも合いそうだな」
そう思ってもらえるきっかけになるのが、社員インタビューです。
おすすめは以下のような構成です
- 入社のきっかけ
- 現在の仕事内容
- やりがい・苦労したこと
- 会社の雰囲気や文化
- 未来の仲間へのメッセージ
等身大の言葉で語られるストーリーは、求職者の共感を呼び、「応募しようかな」の背中をそっと押してくれます。
写真や動画で“空気感”を届ける
最初のうちは自分たちで撮ってみるのも良いですね。スマホで撮った自然な写真や短い動画でもOK。大切なのは、「かしこまりすぎない、普段の様子」を見せることです。
たとえば
- オフィスや工場の風景
- 働いている姿
- 昼休みのひとコマや社内イベントの様子
「自分たちらしい姿」を素直に伝えることが、信頼と共感につながります。
応募フォームの工夫で“離脱”を防ぐ
せっかく興味を持ってもらっても、応募の手順が面倒だったり、わかりにくかったりすると離脱されてしまうことがあります。
- 応募フォームは「シンプルに」「分かりやすく」
入力項目を必要最低限にする(初回は名前・連絡先・簡単な志望動機だけでも可) - スマートフォンからでもストレスなく入力できるデザインに
- 「送信完了メッセージ」も親しみある表現にすると印象UP
また、フォームに関する情報も随時見直しましょう。
募集職種が変わったのにフォームの内容が古いままだと、それだけで信頼を失いかねません。
更新し続けることが、信頼につながる
採用ページは「一度作って終わり」ではなく、「少しずつ育てていくもの」です。
最新情報に更新されているページは、それだけで「しっかりした会社」という印象を与えます。
- 社員インタビューを年に1回更新する
- イベントの様子や社内の変化を写真で紹介する
- 募集要項に最新の条件を反映する
こうした小さな更新の積み重ねが、求職者からの信頼と応募意欲の高まりにつながっていきます。

まとめ|“伝える”から“伝わる”へ
情報を発信するだけでは、採用効果は高まりません。
どう伝えるか、どう見せるかを意識することで、「伝わる採用ページ」へと進化していきます。
初級編の全3回では、自社サイトで採用効果を高めるための「基本のキ」をお伝えしてきました。
- 第1回:なぜ自社サイトが必要なのか
- 第2回:採用ページの設計方法
- 第3回:魅力の伝え方と見せ方の工夫
「伝えたいこと」が「伝わる形」になるよう、少しずつ整えていきましょう。
私たち株式会社ICUでは、こうした中小企業様の採用サイトづくりを全力でサポートしています。
「うちのページ、もっと良くなる?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。