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「Mail Delivery System」から届く“英語のメール”は危険なメール?

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

今日はお客さまからいただいたご相談をもとに、
「Mail Delivery System」から届くエラーメールの正体をやさしく解説します。

急に届く「Mail Delivery System」からのメール…不安になりますよね

先日、お客さまから
「“Mail Delivery System”という差出人から、英語のメールが突然届いた。これは大丈夫なのか?」
というお問い合わせをいただきました。

メールの件名を見ると、
“Undelivered Mail Returned to Sender”
と書かれています。

これは直訳すると
「配達されなかったメールが差出人に返送されました」
という意味です。

内容はとても事務的なものなのですが、英語で届くため、不安に感じる方が多いのも自然な反応です。

今回のケースは「フォームの自動返信が届かず、返ってきただけ」でした

今回の場合は、ホームページのお問い合わせフォームに、
スパム送信者が“存在しないメールアドレス”を入力して投稿したことが原因でした。

フォームは通常どおり“自動返信メール”を送ろうとしますが、
宛先が実在しないため、メールは配達されず、
その結果、Mail Delivery Systemがエラー通知を返してきたという流れです。

つまり、

フォームにスパム → 自動返信が送れない → エラーメールが返る

というごく自然な現象です。

この場合、
ホームページが攻撃されているわけではありませんし、危険性もありません。
安心していただいて大丈夫です。

「Mail Delivery System」メールは、通常のメール送信でも発生します

ここが重要です。

Mail Delivery System(MAILER DAEMON) からのメール=全部スパムのせい
と誤解しないようにしたいところです。

実際には、一般的なメールのやりとりでも次のような理由で頻繁に発生します。
・相手のメールアドレスが誤っていた
・相手のメールアドレスが存在しない(退職などで削除された)
・相手側のメールボックスがいっぱい
・受信側サーバーで一時的にエラーが発生
・添付ファイルが大きすぎて拒否された
・迷惑メールフィルタでブロックされた

つまり Mail Delivery System は “メールが届かなかった理由のお知らせ係のような存在 なのです。
(MAILER DAEMON[メーラー デーモン]は、メールサーバーの門番・受付係のようなイメージなので、この機会に覚えておいてください。)

不気味に思えても、多くは“ただの通知”です

エラーメールというと「ウイルス?攻撃?」と心配になってしまいますが、
その多くは、今回のように システムが正常に動いているからこそ返ってくる通知 です。

ただし、
・見覚えのない大量の送信履歴がある
・添付ファイルを開かせようと誘導してくる
・認証ページに誘導されてログインを促される

といったケースは注意が必要なので、開かずに相談していただくのが安心です。

不安なメールが届いたら、お気軽にご相談ください

システムからのメールは英語で届き、専門用語も多く、慣れていないととても不安になります。
「危険なのか、自然な現象なのか」を見分けるのは、最初はなかなか難しいものです。

私どもの会社では、お客さまが安心して業務に専念できるよう、丁寧なサポートを心がけています。
もし少しでも違和感のあるメールが届いたときは、お気軽にお声がけくださいね。