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興味を引くチラシと、刺さる商談資料は違う ~ 営業ツールづくりの基本

こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。

「チラシを作りたいです」「A4一枚の資料がほしいです」
こうしたご相談をいただくたびに、私は“ある質問”から入るようにしています。

それは、「何のために使いますか?です。

一見すると当たり前の質問なのですが、ここが曖昧なまま制作に入ってしまうと、出来上がるものがぶれてしまいます。
そして、ぶれたツールは、驚くほど成果に結びつきません

目的によって強調するポイントは変わる

たとえば「A4一枚」と言っても、目的が違えば“正解”がまったく変わります。

1つ目:興味のない人に、まず振り向いてもらうためのチラシ

ポスティングや店頭配布などで、まだあなたの会社に興味がない人に向けて作ります。
この場合、最優先は「目に留まること」「読む気になること
言い換えると、情報量を詰め込むよりも、“入口の魅力”を尖らせる必要があります。

【強調するポイントの例】
・誰に向けた話なのかが一瞬で分かる見出し
・強いベネフィット(得する/ラクになる/安心できる)
・写真や余白を使った「パッと見の分かりやすさ」
・次の行動(電話・LINE・QR・来店など)が迷わず選べる導線

2つ目:商談中に、価値や機能をきちんと説明するための一枚資料

こちらは、すでに興味を持っている方に向けて使います。
商談の場で「なるほど、そういう価値があるのか」と腹落ちしてもらうことが目的です。
この場合、最優先は「比較検討に耐える情報の整理」と「納得感

【強調するポイントの例】
・課題 → 解決策 → 導入後の変化 が筋道立っている
・数字、事例、根拠が適切に入っている
・機能説明より先に“価値”が伝わる構成
・相手の社内共有(上司・稟議)に回せる分かりやすさ

ここでよく起きる“もったいないが、
「集客用のチラシ」と「商談用の説明資料」を、A4一枚に全部盛りしようとすることです。

結果として、
・パッと見では何の話か分からない
・情報が多いのに、心が動く一言がない
・読み手の状況(興味なし/検討中)どちらにも刺さらない
…そんな“誰にも強く刺さらない一枚”になってしまいます。

ツール作りを成功させるポイント

では、どうすればいいのか。ポイントはシンプルです。

営業ツール制作で最初に決めるべき3点
・誰が見るのか(ターゲット)
・どの場面で使うのか(利用シーン)
・見た人に何をしてほしいのか(次の行動)

この3点が決まると、載せるべき情報量も、言葉遣いも、デザインの優先順位も、自然に決まっていきます。
逆に言えば、ここを決めずに進めると、制作途中で方向性が揺れ、修正が増え、完成しても成果が出にくくなります。

営業ツールは、作ること自体が目的ではありません。
「成果につながる行動を、相手に起こしてもらうこと」が目的です。

もし今、「A4一枚のツールが欲しい」なと感じているなら、
まずは“目的”を定め、ぶれない一枚を作っていきましょう。