こんにちは。高知県高知市で「営業」に圧倒的に強いホームページ制作を行っている、株式会社ICUの川島です。
最近、創業して3年未満の経営者の方がよくご相談に来られます。
皆さんに共通しているのは、事業に対する“熱い想い”をお持ちであること。
自分がどんな経験を積んできたか。
どんなこだわりをもって商品やサービスをつくっているか。
そして、それを通じて「世の中の人に喜んでもらいたい!」という純粋な願い。
そんな話を聞いていると、私自身も胸が熱くなります。
私が創業したのは2007年11月。あっという間に18年が経ち、もうすぐ19年目に入ります。
創業まもない経営者の方々の話を聞くたびに、当時の自分の原点を思い出し、
「まだまだ頑張らなければ」と気持ちを新たにしています。

「無い」中で始めるからこそ、磨かれる経営感覚
創業したてのころは、本当に“無いもの”だらけです。
人も、モノも、お金もない。けれど、その中で工夫を重ね、
少しずつ形をつくっていくのが中小企業経営の面白さでもあります。
大企業のように潤沢な資源はなくても、
自分たちには「情熱」「柔軟さ」「スピード」という武器があります。
そして、限られたリソースをどう使うかを考えることこそ、
経営者の力が最も試される部分だと感じます。
「この人を育てよう」「この技術を活用しよう」「まずはこの機械だけ購入しよう」
――そうやって“今ある”人・モノ・金を最大限に活かす発想を持てるかどうか。
それが、会社の未来を左右します。
リソースベースで考えると、経営が変わる
最近つくづく感じるのは、「リソースベースで経営を考える」ことの大切さです。
“ないもの探し”ではなく、“今あるものの価値をどう高めるか”に目を向ける。
たとえば、社員数が少ないからこそ、意思決定が早く柔軟に動ける。
設備が限られているからこそ、外部のパートナーと協業し、
新しいネットワークを築ける。
リソースを“制約”と捉えるか、“個性”と捉えるかで、
経営の方向性は大きく変わります。

私自身も、これまで多くの失敗と学びを繰り返してきましたが、
「限られた中で何ができるか」を考え続けてきたことが、
結果として会社の強さをつくってくれたように思います。
経営は常に挑戦の連続です。
でも、リソースが少ないからこそ見える景色があり、
“無い”という状況が、人を育て、会社を磨いてくれるのだと思います。
私も、もっと自分の力を高めながら、
創業したばかりの皆さんを全力で応援していきたいと思います。
一緒に頑張っていきましょう。